明治後半か大正初期の日本の印判?と思われるかもしれませんが、和食器ではありません、こちら1920年頃のオランダ、マーストリヒト窯のブロッサムシリーズ、花模様のC/Sです。
遠く離れた日本の桜をイメージして作られたものです。
ご存知のように、日本が鎖国時代、唯一こうりゅがあったのがオランダ、東インド会社を通じ、日本の骨董や花がシーボルトによってオランダを経由しヨーロッパに紹介されました。そんな中に桜模様のものや、日本の印判のもの、藍のものが紹介されましたのは当然のことでしょう。
マーストリヒトの絵付師にも、そんな日本のものに興味を抱いて、和風のものを作った人がいても不思議ではありません。日本への輸出用に作られたものであったかもしれません。
オランダはコーヒー文化で紅茶を飲む文化はあまりありませんので(今は違いますが)紅茶用のC/Sはどちらにしても輸出を念頭に制作されたものでしょう
こちら、近くのマーストリヒト焼きのコレクターさんのお家で見つけてきました。
Price: Yen 8,000
Back |
Order |
Inquiry